INDI phDクラブ / INDI 木造クラブスペシャル

耐震設計の『弾塑性解析』について、理論中心に学ぶ2年間です。弾性理論とは、中地震動に対して建物の変形を小さく抑えて、損傷(塑性化)しないように設計する考え方です。塑性理論とは、大地震動に対して建物の損傷(塑性化)を許容し、それによる地震エネルギーの消費吸収によって建物の倒壊を回避する考え方です。大地震でも最初は小さく揺れ(弾性挙動)、その直後に大きな揺れ(塑性挙動)が襲います。この弾性領域から塑性領域までの骨組の構造解析を『弾塑性解析』と呼びます。鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造、壁式鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造に加え、地盤と杭の考え方を学習します。保有水平耐力計算、限界耐力計算、限界状態設計法の3つの観点から耐震設計法を体系的に学ぶ講座です。
木造住宅の耐震設計を専門的に学ぶ2年間です。木造住宅の構造計算で最も普及している、(財)木材技術センター編『木造軸組工法住宅の許容応力度設計』は、中地震動に対する損傷防止を主旨とする設計法であり、大地震動に対する倒壊防止を主旨とする保有水平耐力計算については扱っていません。この講座では、 ①保有水平耐力計算、 ②限界耐力計算、 ③限界状態設計法の各設計法を適用し、大地震動に対する耐震性能を直接検証します。最新の計算方法を計算実例を通して具体的に解説します。前半は、木材の材料特性や耐力壁の強度試験の実験結果を基にした解析や木造住宅設計のための地盤や杭基礎に関する基礎理論を学習します。後半は、木造2階建てをモデルとして、耐震設計の計算書作成手順について詳細に学習します。